<接木(つぎき)>
平成20年今年初めてブルーベリーで<接木>を試みました。
品種を更新する時にこの方法を用います。私の場合、ラビットアイ種の台木にハイブッシュ種の穂木を接ぎました。
ハイブッシュ種は水田転換畑には不適です。水はけが悪かったり停滞水で、成長が止まったり・根腐れで枯れてしまいます。その点ラビットアイ種は強いです。ハイブッシュ種は収穫期が早いですし、果実も大きく、味も美味しいという特長がありどうしても捨てがたいのです。
大きくなり枝数も増えてきた時の接木に注意事項があります。例えば、主枝が4本あるとします、4本全部接木すると活着率(芽が出る確率)が低下します。1本残して3本接木しますと活着率が上がります。残した1本は1年後に切るか、再度接木するかします。
その理由は 、根の吸水力を落とさないで水分の供給をスムーズに行えるからです。
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